無地色紙に『煙草のむ女』を描いたもの。
煙管をふかす美人の図です。
図を囲むように道歌が散してあり、何れも煙草に合わせて無常を説く歌になっています。
“煙草によする無常”
「うつくしき刻みたばこの色も香も 息引きとれば灰とこそなれ」
「露の身といふもなかなか空ごとよ いでゐる息に消ゆる命を」
「うかうかと火宅の世話をやくうちに ついに灰となる身を忘れつるかな」
「身はふいご いで入る息は風なれば うちより見れば風も火も無し」
画像の色紙をお届けします。
縦270×横240(mm)
既に規定サイズの色紙額等をお持ちの方にお勧めです。
色紙はどうしてもシミの出やすい素材ですので、虫干しなど保管にはお気をつけ下さい。