無地色紙に『塔』Aを描いたもの。
五重の仏塔を描いた図です。
元々、最上部の宝珠には釈尊の遺骨を納めるようになっているもので、日本各地に様々な形式の塔が存在します。
図はその中でもポピュラーな五重の塔で、法隆寺や東寺にあるものは有名でしょう。
非常に単純化されたこの仏塔図は、意外と習熟に時間が掛かる絵で、シンプルながら大津絵特有の難しさをあわせ持っています。
「安置する心は仏 身は塔の 道理をしめすものとしるべし」
画像の色紙をお届けします。
縦270×横240(mm)
既に規定サイズの色紙額等をお持ちの方にお勧めです。
色紙はどうしてもシミの出やすい素材ですので、虫干しなど保管にはお気をつけ下さい。