泥地に描いた額(太子判)です。
図柄は『外法と大黒の梯子剃(寿老人)』です。
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大津絵十種に選ばれるほどの人気のある図柄で、単に「寿老人」とも「長頭翁」とも呼ばれています。
寿命を司る寿老人の頭に梯子を掛け、財の神大黒天が登っている図は、財を稼ぐことを高くに置くと寿命を損なう、といった風刺の意が含まれているとされています。
江戸後期以降は、長寿の護符ともされました。
和紙に泥を施し、その上に泥絵の具で描く技法は、古典技法そのままのものです。
外寸 : 縦395×横305×厚み23(mm)
枠内寸: 縦366×横275(mm)
窓部(絵の部分):縦318×横227(mm)