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耳付和紙色紙 『天狗と象』

11,000円(税1,000円)

販売価格 11,000円(税1,000円)
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 耳を残した和紙色紙に『天狗と象』を描いたもの。

 江戸時代からの諷刺画ですが、象が登場するのは以外に思われる方もおられるかもしれません。

 享保13年、将軍吉宗の命でベトナムより象が長崎に届けられます。
 長崎から江戸に向かう途中、京にも立ち寄り、宮中にも連れて行かれます。
 この様子は、当然、街道の市民の目にも触れ、大勢の見物客で賑わったそうです。

 そんな象と天狗とを並べ、鼻の長さを比べさせたのが、当時の大津絵師でした。
 一見ただの滑稽画のようですが、絵には道歌が添えてあります。

「くらぶれば 長し短しむつかしや 我慢の鼻の置きどころなし」

 “鼻が長い”=“高慢”を皮肉った絵ということです。

 画像の色紙をお届けします。
 縦280×横245(mm)

 かなりしっかりした紙ですので、裏打ちせずにそのまま額に入れて飾ることができます。天面と裏板で挟みこむ洋風の額のようなタイプが適しています。

 通常の色紙よりも少し大きいですので、色紙掛等を利用される場合はご注意下さい。厚みはありませんので、裏に厚紙を重ねられるなど、工夫が必要かもしれません。
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