耳を残した色紙サイズの厚手の和紙に『猿猴捉月』を描いたもの。
水面に映る月を捕ろうとする猿を描いた絵で、中国故事に由来します。
無知から道理に合わないことをする人間を諷刺した図とされますが、儚い理想を追う人の性を描いた図とされることもあります。
「ありと見て無きは常なり水の月」
縦280×横245(mm)
かなりしっかりした紙ですので、裏打ちせずにそのまま額に入れて飾ることができます。天面と裏板で挟みこむ洋風の額のようなタイプが適しています。
通常の色紙よりも少し大きいですので、色紙掛等を利用される場合はご注意下さい。厚みはありませんので、裏に厚紙を重ねられるなど、工夫が必要かもしれません。
画題については「
猿猴捉月(www.otsue.jp)」も是非ご覧下さい。